＼環境分野の社会起業家、フェデリコ・ガルシア氏によるオンライン講演会／

「オンラインで木を購入すると、世界中に本物の木が植えられる」

アフリカで見た現実と、ゲームで得た発想から、シンプルで新しい植林の仕組み "Treedom"を作った社会起業家、フェデリコ・ガルシア氏による講演会を開催します。

2010年以来、100万人と9,000の企業が参加し、17カ国に300万本以上の木を植えてきました。環境を守り、貧困農家も救うソーシャル・イノベーターがどんな人生を歩んできたのか語ります！

【スピーカー】フェデリコ・ガルシア氏（Treedom創設者・CEO｜イタリア｜2018年選出）
【日時】7月2日（土）17:00-18:30
【言語】英語・日本語（同時通訳）
【費用】無料
【形式】オンライン（Zoomウェビナー）
【申込】https://forms.office.com/r/ERJ0McevA8

▼さらに詳しく▼

今この世界に生きている私たちは、既に気候変動の中にいて、その影響と共に生きていくことになると言っても過言ではありません。

「2030年には温室効果ガス排出量を半分に、2050年には実質ゼロにし、カーボンニュートラルを実現する」という世界的な目標がありつつも、排出量が減るどころか毎年のように増えているのが現状です。

私たちに、何ができるのでしょうか。

世界中で多くの解決策が試されていますが、新しいテクノロジーに過度な期待を寄せる前に、シンプルでパワフルな手段が存在します。それが「植林」です。

環境活動家グレタ・トゥンベリ氏と作家のジョージ・モンビオット氏はこう語ります。

「ここに魔法の機械があります。空気中から温室効果ガスを吸収し、ほとんどコストがかからず、自生するものです。それは、『木』と呼ばれます。木は、自然による気候問題対策の一つです。（略）大気中から炭素を取り出して、閉じ込めてくれるのです」
（Nature Now 〜今こそ必要なこと〜　コンサベーション・インターナショナル ・ジャパン）

気候変動だけでなく、失われている生物多様性や土壌を解決する上で欠かせない「植林」。
その新しい仕組み “Treedom” を作ったのが、イタリア出身のアショカ・フェロー、フェデリコ・ガルシア氏です。

Treedomは、オンラインで木を購入すると、アフリカや中南米にいる農家が実際に木を植え、育ててくれるという仕組みです。カメルーンのカカオ、ケニアのアボカド、エクアドルのコーヒーなど、自分の好きな木を選んで15ユーロ（約2000円）から手軽に植えることができます。さらに現地の農家が写真を撮ってくれるので、自分の木がどう成長しているのか見守ることができ、それぞれの木にはどれだけCO2を吸収してくれるかという情報がついています。

また、オンラインで木を購入することは、貧困農家の支援にもつながります。Treedomが画期的なのは、まず木を植えることに対して農家へお金を渡す仕組みを作ったことです。そして、そこに実る果物を売ることで農家は継続的に収入を得ることができます。今までは生活のために仕方なく木を切っていた農家ですが、むしろ木を植えることで、長期的でより安定した収入を得られるようになったのです。今までに恩恵を受けた農家は18万5千人を超えています。

パートナーシップを組んでいる企業は、トヨタ、みずほ銀行、H&M、サムスンなど9,000以上。
また、100万人の個人も参加し、2010年以来、17カ国に300万本以上の木を植えています。

地球にとっても、農家にとっても長期的・持続可能な仕組みであるTreedom。
世界中で広がりを見せている仕組みを作ったフェデリコの講演をお楽しみに！

第15回アショカ・フェロー講演会

【スピーカー】フェデリコ・ガルシア氏（Treedom創設者・CEO｜イタリア｜2018年選出）
【日時】7月2日（土）17:00-18:30
【言語】英語・日本語（同時通訳）
【費用】無料
【形式】オンライン（Zoomウェビナー）
【申込】https://forms.office.com/r/ERJ0McevA8